自閉症スペクトラム・グレーゾーンさん向け【障害者雇用】必要な相談仕事術・文字起こし

こんにちはタカツキです。

今回は 自閉症スペクトラム・グレーゾーンさん向け【障害者雇用】必要な相談仕事術 

の文字起こしを載せていきます。

動画はこちらから

こんにちは、タカツキです。私は発達障害の一種自閉症スペクトラムを持っています。今回は「自閉症スペクトラムの人が、企業などでお仕事をする場合必要になるのは、相談する力」という話をしていきたいと思います。よろしくお願いします。

 

まず結論を先に話しておくと、

相談には形があり、それは友達作りとはまた違うスキルである。相談には形があります。交渉がうまくいくと格段に働きやすくなります。諦めずに形を覚えてみましょう。というお話しです。

 

私はよく動画で「自分のことをよく知り、人に自分の特性を伝える工夫が必要」と言っています。それはこちらが他の人に配慮をお願いする場合、必ず必要な事だと思います。

 

これらの行為をセルフアドボカシーと呼びます。セルフアドボカシーとは自分に必要なサポートを、自分でまわりの人に説明して、理解をえていくための活動のことです。

 

出典元:「セルフアドボカシー」ってなに?発達障害の子どもたちのために解説します

その時に「自分はこうだからこれじゃないと絶対できない」と、考えを固定化するのはあまりおすすめしません。

 

自己分析というのは、自分と対話することで始まります。これができていないと、自分は悪くないから周りが気を使って欲しいという考えになってしまい、周りに対する尊敬の念や感謝の念が持てなくなります。

 

確かにあなたは悪くないかもしれません。でも良い悪いではなく、自分に対して周りが何か他の人と違う配慮が必要な場合、周りに感謝しつつ自分でその方法を説明できるようにしておくのはマナーだと思います。

自分から職場環境や仕事の内容で相談したい場合、周りの人から逆にあなたに提案があるときもあります。

 

例えばマルチタスクが苦手なので「具体的な仕事の指示を出すのは1つずつにして欲しい」と頼んだとします。

そこで相手の方が「1つずつ頼みに行くのは大変だから、優先順位を番号で表示したメモ書きを作るのはどうだろう」と提案したとします。

 

あなたはこの時、それでも気持ちが焦るから仕事は1つずつにして欲しいと思いました。さてこんなときどうしますか。

 

考えが固定化されていると、ここでつい「無理です!」と全面否定してしまうかもしれません。また、逆に難しいと思いつつその条件で引き受ける場合もあると思います。優しい自閉症スペクトラムさんはこちらの方が多いかもしれません。

 

しかしここで大切なのは、一緒に1番双方が納得できる形を一緒に考えていくことです。

そしてそれを相手に対して上手く伝える交渉力です。

 

例えば先程の例なら、「それでも複数仕事があると気持ちが焦ってしまいます。お仕事は1つずつお願いしたいです。作業が終わったら、自分から報告に向かうという方法はいかがでしょうか?」等の回答ができます。もっといい方法はいくらでもあると思います。

 

ポイントは それが嫌な理由、 自分はどうしたいか 、

自分なりの解決策の3つをセットにして伝えることです。

 

ただ正面から否定したり、自分がどうしたいかわからないまま拒否すると相手も困ってしまいます。

 

そして大切なのは、最後は言い切るのではなく疑問形で相手の回答を待ちます。これはあなたの考えだけを一方的にわかってもらう場面ではなく、一緒に最善策を考える場面だからです。

 

こちらが問いかけると、何かしら反応が返ってきます。それに対してこちらも何かを返す。交渉というより、コミュニケーションそのものという方が正しいかもしれません。

 

自閉症スペクトラムさんはコミュニケーション能力に障害があるとされていますが、コミュニケーションといってもその場面は様々です。

 

友達作りと仕事先では同じコミュニケーション能力でも、必要なスキルは違うはずです。

 

友達作りが苦手だからといって、相談力もないと諦めるのは早いかもしれません。友達作りと違って、交渉には形があり、その形は本を読んで勉強したり、実際の経験で磨かれる場合もあります。

 

私はこんな偉そうなことを言っていますが、いつも伝え方や順番で失敗したなぁと思うことを繰り返しています。でも最近、ほんの少しだけ小さなコツが見えてきたような、見えてきてないような(笑)そんな気がしています。

 

ポイントを整理すると

 ・まず相談してみる

・何かしら反応があったら、それに対して自分も反応を返す

・この時の反応は、イエスならイエス。

・ノーならその理由、希望、解決策を言う。

・相手の意見を聞く。

 

この繰り返しで、必ず仕事環境だけじゃなく人間関係も良くなると思います。

 

信用できない人も、まず試してみてください。1番大事なのは、目の前の人と交渉したり、コミュニケーションを取りたいという姿勢です。

 

では、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

タカツキミドリチャンネルはこちらからどうぞ

 

関連記事:自閉症スペクトラム【障害者雇用での仕事決まりました】お願いした配慮の内容など